疲れているので小休憩

端的に言って疲れている。

ストーリー重視とかキャラ物のゲームは遊ぶのつらいので、特に熱量が必要のないゲームを触っている。本当に「触っている」という表現が適切なのがつらいところ。

 

ない熱を振り絞ってストーリーなどを楽しんでいた「BioshockInfinite」が、ここ数年の自分のテーマと完全に対立する内容で、やはりスッキリしない感じだった。ガッカリと言ったほうがいいのかもしれない。

「ふしげんTODR」は楽しいけど、早苗さんシナリオで「道中は作業、ボスは強すぎる」みたいな状況になって何度も死んで、無意識に縛っていた銭投げをボスにしたら一撃で勝ててしまって、やる気を失いかけている。

Overwatch」は、よく使っていたD.vaちゃんとマーシーさんの使い勝手が、今回のアップデートで大きく変わって、気軽に遊べない。特にマーシーさんはリザレクトの範囲が狭いのが非常にキツイ。

あと、以前プレイしてやめていた「ニーアオートマタ」がつい気になってしまうので、また遊んでみてるんだけど、やはりどうも感動ポルノっぽく感じてしまう。

 

 

そんなわけで、軽く「何をやってもダメ」感が強いので、最近はゲーム以外に時間や気持ちを割いている。少し休憩。万全な状態でゲーム遊ぶためにストレッチなどをですね……。

といっても復活する目処は立ったので、じきによくなるだろう。

「ぜんがく!」っていう同人エロゲをプレイしたら、エロでない部分で爽やかな気分になったので、感動できる能力はまだあるらしい。あとは体力のかしら。

ぜんがく!はエロゲですし、エロの部分がニッチ過ぎて勧められるもんじゃないんですが。いまんとこ9月に遊んだゲームで一番良いです。

 

とりあえず、10月13日の「TheEvilWithin2」までに熱量を高めておきたい所存。日本語は19日らしいが、どうするかねー。

あともうすぐSteam版「BlueRefilection」がでるので、それも買う予定。「よるのないくに2」も一緒に買うかも。DLCや価格の情報を早く。でもこの2タイトルなら1万円を余裕で超えるよねえ。さて。

「ふしげんTODR」「Shantae: Half-Genie Hero」「Bioshock Infinite」

Vita版「不思議の幻想郷TOD-Reloaded」をはじめました。

ローグライクは初代シレン以来ほぼやってなくて、なぜかオメガラビリンスは少し遊んだ程度です。東方は某お菓子系同人動画と一部電波ソングしか知りません。

なぜ買ったかは覚えてないです。セールされるより前だったんだけどなぁ。

 

まぁ楽しい。楽しいのは事実。

最初の方(本編未クリア)だからっていうのもあるけど、基本Rボタン押しながらマップ探索して敵をボコボコ殴ってればいいだけなので、めちゃくちゃヌルい。その上救済措置も多いため、満腹度を節約したり、間合いや罠探しのために素振りするとか、しなくてもいい感じ。

ただ、それだけに緊張感とか一切ないまま30階くらいまで進んでて、気づいたら死んでるとかでつらい。

まぁだからこそ、寝る前に数階進んで寝る、みたいな遊び方に適してる感じがする。Vitaには他にも遊びたいタイトルが並んでいるんだけど、ついこっちを選んでしまう。

 

キャラ物としては、正直あまり理解できてないけど、なんとなく楽しい雰囲気が伝わってきて良い。

あと霊夢さんの声が、某お菓子系同人動画の影響で違和感あったけど、慣れてくると佐藤聡美氏の声が非常にあっていて素晴らしい。やや気だるく冷めた声でいて、「ちょうど喉が乾いてたのよね~♪」と言いながら水を飲むのとかがかなり良い。

登場人物が大勢いて、その個性も傍若無人っぷりも全然違う中で、主人公である霊夢を中心に話が展開していくのに、霊夢さん自身のブレがそんなになく感じられるのは、東方シリーズの懐の深さだろうか。

 

 

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「Shantae: Half-Genie Hero」、前やって詰んでたんだけど、無事クリアした。

モンキーバレットのやり方わかった。サル状態で壁に張り付き、壁と反対側に方向キー押せば静止できて、その状態で攻撃ボタン押せばできる。わかんなかったの自分だけじゃないかな……。そもそも私は過去作もやってるから、このスキルを使ってたと思うんだよなぁ。なぜ今回だけわからなかったのか……。

まぁ、特定のスキルを使わなくても最後のエリアまで進めるのは自由度高くて良い、とも言える。

 

実績コンプリート目指してたんだけど、DLCないと達成できないのがいくつかあって無理っぽい。

そのうち買うだろうけど、今は保留。

 

とても良いのが、ゲーム内ギャラリーでファンアートが見られるところ。

掲載された人も嬉しいだろうし、なにより20代後半で一桁歳レベルの絵を描いてる人も掲載されている。絵の中に年齢付きでサインしてるので、そこに引け目などは一切感じられない。

そのゲームが好きだ、という愛のみにてドライブされて、その絵は描かれ、送られている。制作側もそれを真正面から受け取って、掲載した。素晴らしいことですよこれは。

 

 

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Bioshock Infinite」やってます。

 

「最高のお散歩ゲー」が第一印象だった。

ただ、一番心惹かれる部分が「お散歩要素」だと、やはり飽きるまでが早すぎる。最初「うおおおおお」となったけど、4時間遊んでてさほど景色や世界観が変わらないと、感動が薄れてくる。過去にそういった理由でプレイをやめてしまったゲームは多い。

しかし、この作品はストーリーにグイグイ引き込まれる。ここは本当にすごい。それを邪魔しないシューター要素と、スパイスになる程度のギミックがとても気持ち良い。

 

あとエリザベスが良い。とても良い。キュートかつセクシー。チャーミング。

前作までのリトルシスターも仕草がかわいいとかあったけど、リトルシスターは幼児なので、動物的なかわいさだった。エリザベスは顔の造形がまともになって、それなりの大人で、表情や仕草が豊かで、世界に適したおしゃれなファッションで、少女のように様々な感情を動かし、表現し、行動する。とても魅力的だ。

そして、そんな彼女に魅了されつつ、通底して心に引っかかり続けているのは、ゲームをはじめたときのセリフ「ブッカー、あなたは神が怖くないの?」「俺は君が恐ろしいよ」。

これから何が起こるんだろうか。さて……。

 

 

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そんな感じです。

あとは「メタルギアソリッド5:TPP」を遊んでるけど、特に書くことない。現実逃避ゲーです。時間的には一番やってる。

ダークソウルシリーズといい、難しくて集中が必要なゲームも、慣れてくると適当に遊ぶのが心地よくなってくる。

 

 

あと、いま放送中のアニメ「プリンセス・プリンシパル」がすこぶる良いんだけど、個人の特殊スキルを活かしつつ任務遂行するのが、ゲーム「ShadowTactics: Blades of the Shogun」を連想させた。

プリプリもそういうゲームにしてほしい。スマフォゲーもあるみたいだけど、もう少しこう……。

アニメのゲーム化ってノベルゲーがある程度で、ゲームゲームしてるのは、あんまりないねえ。ワンピースやナルトレベルじゃないと無理なのかしら。あとは無双シリーズとかかねー。同人ゲーに期待したほうが良いのか。

 

 

あと、ネタバレ嫌だし攻略見たくないけど最低限の情報は持っておきたい、という人向けの記事があったら便利かもしれないと思った。

「BioshockInfinite」も、エリザベスがお金や銃弾をくれるんだけど、それは無限湧きなのかプレイヤーが見逃していたものなのか、そういうのは知っておきたいとか。他にも最近のゲームは繰り返し遊べるようになりすぎてる感があって、取り返しのつかない要素が少し困るとか、そういうの。

あと基本的なところだと「DLC買うとUIも改善されるので買いましょう」「前作とのつながりはないので最新作からで大丈夫」「フリーズとかバランスの悪さはアプデで改善されたのでオススメです」「PC版は最適化不足なのでCS版のほうが良い」とか、購入以前で知っておきたい情報がわかれば便利。

まぁアプデ情報くらいはまとまっていてほしいんよなぁ。その作品の感想を調べても、客観的な批判があったとして、アプデで改善されても記事は更新されないことが多いから、もったいないことになっていることは多い。

 

 

とりあえず今のところ、10月の「TheEvilWithin2」まで欲しい新作タイトルはないので、既知のゲームを遊ぶ予定。

この感じだと「FinalFantasy15」とか結構いい具合に楽しめるような気がするので、やるかもしれない。かなり精力的にアップデートされたみたいだし、発売当初に苦痛だった長過ぎるロードとかが解消されているといいなあ。

「新妻ラブリケ」全ルートクリアした最高だった

「新妻ラブリケ」全ルートクリアしました。

 

最高かよ。もう一度いう。最高かよ……。

 

自分自身それほど結婚について考えてきたわけではないけど、同年代が次々に結婚していく年齢になると、それなりに現実感のある結婚像を抱いてしまう。

たとえば、専業主婦でもいいけどお互いに別の世界とのつながりを持っていてほしいし、そうなると育児するにあたって核家族は限界あるし、近隣で協力的な関係にある存在が必要だな、とか漠然と考える。

この「新妻ラブリケ」は、3人中2人が専業主婦志向で、なおかつ「妻は夫に尽くし、支えなければならない」を前面に押し出す。基本的に閉じた趣味だし、これから子どもができて、細切れにしか眠れない毎日が一年近く続き、24時間理不尽な扱いをされたときに、つらい思いをすることになるだろうと推測でき、「ムムム……」となってしまう。

 

これは別に稚拙だとかそういう話ではなくて、恋愛も結婚も本来個人的なものであるものの、恋愛がフィクションや伝聞からの模倣が主なために「そういうものだ」と受け入れる準備ができている一方、結婚のイメージはリアルであるため、そのあたりが気になってしまう、ということだ。結婚がゴールのように扱われがちなのは、フィクションの影響が強い。

だからこそ、登場人物の言動に賛同できないことが非常に多い。

自分のことをプレイヤーの名前で呼んでもらえるシステムを採用していることから「主人公=プレイヤー」なはずだけど、話の進み方は主人公という別の人間が自らの意思によって行動している。

感情移入できないとか質が低いのでは決してなく、これはテーマが結婚である以上切り離せない問題と言っていいものだ。

 

 

それを踏まえた上でもう一度言う。

最高かよ!!

 

一番良さがでているのが、乃々ルートだと思う。

乃々と出会って、仲良くなって、付き合って、結婚して、一年の結婚生活を送る。それとは並行して、乃々は夢に向かって努力し続けていて、そこに主人公の人生は絡め取られる。料理の知識と技術を習得していき、そのことが特別でなくなっていく。単なる常連客だったのが、初々しいカップルになり、家族になっていく。魅力的な脇役や、日を進めるごとに起こる「なんてことないイベント」が、それらを補強している。

作中で「相手の良さを見つけるのが恋愛で、それが変化していくのを見続けられるのが結婚」みたいなセリフを乃々が言うんだけど、まさにそんなシナリオだった。

 

 

先に挙げた「主人公≠プレイヤー」問題も、この良さがあるからこそ、それほど欠点として感じなくなる。

これから大変なことも起こるだろうけど、二人で協力してがんばってくれ。末永くお幸せに。プレイヤーが体験できる2年間よりもずっと長い期間、ともに暮らしていく二人に、そう願うことができた。

「主人公≠プレイヤー」である以上、屋外セックスみたいな倫理的に怪しい行動だって、それは当事者の問題だ。二人が仲良くて、お互いの了解の元の好意なら、好きにやってくれと思う。だって夫婦なんだから。

その世界の住人の幸せを願うことができる作品は名作だ。だから新妻ラブリケは名作だ。

よかったです。

 

 

あとバグがひどいとか色々言われてますけど、とりあえずパッチ1.05時点で特に困るようなことはなかったです。

水泳にずっとnew!マークがついているとか、あとは設定開いただけで未プレイのヒロインから「エロいのとかはダメだからね!」と言われて「あぁ、そういう関係になるんだな……」と軽いネタバレされるシステムはあるにしても、全然無視できました。

とりあえず最新パッチと高画質パッチ当てると良さそうです。