グラビティデイズ2よい

グラビティデイズ2を遊んでいます。

非常にいいです。

キャラクターを動かしてるだけで楽しいゲームというのは、それだけで素晴らしい。ミラーズエッジカタリストも走ってるだけで楽しくて、そこが好きだった(クリアしてないけど)。

オンライン要素のトレジャーハンティングとか正直めんどくさいし、どんなメリットがあるのかイマイチわかってないけど、つい何度もやってしまう。

 

操作は難しいのかもしれないけど、1よりはずっと遊びやすいはず。ノーマルで遊んでて、難易度下げたくなったことない。タイムアタックイベントみたいなのもあるけど、最高ランク目指さなければ詰まることもないだろう。

ただ、ステルスミッションの作法が他のゲームと違ってて、「見つかる前に殺る」「見つかったら逃げるより殺る」「でも近寄った時点でアウトな場所は避ける」みたいなことが多いのがとまどった。基本、空を飛んでダイナミックに移動することが多いから、少しのミスで顔を出してしまってやり直しになってしまうあたり、スリルとしていい塩梅なのかもしれない。

 

まあ端的に言ってすこぶる楽しいです。

街中を重力スライドで走る感じは、映画「魔女の宅急便」を連想した。市場で人や露店をもろともせず駆け抜けるのが楽しい。これなら魔女の宅急便ゲーム化いけそう。ジブリ映画は無理だけど、児童文学の方なら……。

というか、やってることの基本はデリバリーサービス(新聞配達や消火活動)なわけで、これが既に魔女の宅急便なのかもしれない。人間の嫌な感じは「ニシンのパイ」レベルなのが頻出ですし、みんなが重力姫をなぜか受け入れているのも、魔女の宅急便っぽいです。

 

その他、キトゥンが底抜けに明るいバカで素敵だったり、「友達とプレゼントを買いに行く」というどこにでもあるイベントが独特なシュールテイストに料理されてたり、最高です。

他人が撮った写真が流れてくるんだけど、特に良くなくても高評価をしてしまえるやさしい世界観が非常によろしい。いま公式でフォトコンテストやってるんだけど、それを見るのも楽しい。戦闘中に撮ったやつとか大変だろうなあ。

ノリ的には小学生とかでも遊べるんですけど、操作性とか漢字や言葉の難しさを見る感じ、大人向けっぽい。「キャラを動かすのが楽しい」という点は、小さい子でも同じだと思うけど。

 

------------------------------------

それと「ペルソナ4ゴールデン」はじめた。

ペルソナ5だけ遊んだんだけど、5のイゴールの件については初めて意味がわかった。シリーズファンだと一層楽しめるってわけね。

4を遊んだ人からすると、5は確かに演出過剰に感じるのかも。今のところ「超楽しいふつうのRPG」って感じで、5で感じていた「ペルソナらしさ」みたいなものが薄い。ただ音は相変わらず最高。

あと授業の答え、5は他のプレイヤーが多く選んだやつが正解なんだけど、4はわかんないのでふつうに間違う。困る。

クマが気持ち悪い(失礼)以外は、楽しく遊べてます。

 

あとOverwatchとBattleField1は不毛だから、もっとちゃんとやるか、いっそやめるか決めたほうが良いカナー。

しばらく全体的に不調だったから、だらだらするのに慣れてしまっている感ある。状況はあんま変わってないけど、風邪は治ったし、主に低空飛行する方向に順応してるので、もう少し気合い入れたりメリハリつけたりしたい。

バイオハザード7実績コンプリートした

バイオハザード7実績コンプリートした。

クリア後特典のアイテム見えるメガネと弾薬無限が強すぎるので、最高難易度マッドハウスでも道中たいして苦戦することもなかった。初見ノーマル、カジュアル(4時間クリア)、マッドハウス、カジュアル(3回以下回復、アイテムボックス、アンティークコイン)、マッドハウス(人形、アンティークコイン)という流れだったから、5周したのか。

 

4時間クリアはたぶん5周もすれば自然に取れると思う。

回復3回以下は、案外いける。ガードが強いのと、遠距離からひるませた隙に素通りすれば大丈夫。あとステロイドによる回復はカウントされないので、そこを意識してもいいかもしれない。

アイテムボックス3回は、強制で2回使う機会があるため、残りの1回をどこで使うかがポイントになる。序盤か、廃船の後か。自分はガレージ戦のあとに使った。ハンドガンとポケットナイフを預けられるのがいい。武器は丸鋸があればたいていなんとかなるけど、マーガレットに穴に落とされるところで遠距離武器が必須なので、それまでに何か用意する。廃船の後に手ぶらで困るのは、デブ2体ぐらい。ひきつければなんとかなった。

人形は実験場の2つが見つからなかった。牛舎の上の方と、バースデイの後に通る通路の背後のドア上。アンティークコインは、中庭のトタン外せるのにしばらく気づかなかった。あとはメガネつけて、注意深く探索すればなんとかなった。まあふつうに取り逃がししてて、何回もロードし直してるんだけども……。

 

苦労したのはアイテム収集だった。

自分はハクスラ要素とかアイテム収集とか好きじゃないんだろうなあ。TheLastofUsとかもそこそこ遊んでるけど、アイテム収集のトロフィー取ってないし、ダークソウルシリーズもマラソンする系はあんまりだったし。

それでもコンプリート目指すのは、そのゲームに対する愛でしかないと思う。縛りプレイだって、要は長く遊びたいからやるもんだしねえ。最近はソーシャルで競うとかあるのかもわからんが。

 

そんなわけで楽しんだんだけど、気に入らない点がある。

公式でもリンクが貼られてるんだけど、Youtuberやタレントさんに依頼して、動画で宣伝している。それ自体はわかる。

でも、バイオハザード7って最低でもD指定(17歳以上推奨)のゲームなわけだ。それを、小中学生に人気のYoutuberにやらせるのは結構ひどいと思う。しかも、一つ見たら人体欠損してたから、あれZ指定(18禁)だ。

正直、グロテスクな表現を見たからと言って、子供の成長に悪影響だとはあんまり思わない。自分自身も多感な時期にそういう洗礼を受けてきたわけで、しかも当時見たのは作り物ですらなかった。

でも、一応は「大人向け」として作られているゲームを、メーカー側が子供の目の触れやすい状況に自ら誘導するのは嫌悪感がする。

しかもバイオハザード7って、18禁でも日本版規制が入ってるわけだ。そこそこ印象的な演出が削られている。これはつまり「日本はゾーニングがゆるいから残虐表現できない」ってことだと思うんすよ。そしてメーカーが堂々とそれを助長している。

この作品は、残虐表現こそがストーリーにおいて結構重要なポイントなので、そこを規制するのはクリエイターからすると苦い思いしてると思ってたんだけど、そこはしょうがないという意向なのだろうか。

 

繰り返すが、個人的には子供の目に触れるのがダメとは思っていない。エログロ含めた「不適切なコンテンツ」を完全に遮断するのは、ネットを閲覧できる時点で不可能に近い。

私が気に入らないのは、そこら辺に配慮してゾーニングをきっちりする方向に持っていってほしいのに、そうなってないと感じられるところです。

 

まあどうなんでしょうね。日本の大手メーカーの人気シリーズでも、それだけなりふり構ってられないということなのかもしれない。

新しいゲームはたくさん生まれている一方で、そのプロモーション方法は新しくて効果的なものがあんまりないと感じている。だからこそ、SNSの口コミや動画配信による宣伝効果だってフル活用もするべきだとは思う。マス自体がなくなりつつある状況で、何千円もするものを日本で何十万本、世界で何百万本も売ること自体が、既にすごいことなんだろう。

 

以上。

気に入らない点に書きすぎた感ありますけど、ふつうに相当楽しかった。PC版はDLCくるのがもう少し先なので、それまでお休みです。

グラビティデイズ2を買ってきたので遊ぶ。

バイオハザード7クリアした

バイオ7クリアしました。難易度ノーマルのあと、カジュアルもサラリと一周。

そのあと難易度マッドハウスに挑戦中、なぜか強制終了が複数回続いたので、一旦休憩した感じです。

感想

これはバイオハザードです

面白いです!!

一人称視点のバイオってどうなのか、OutlastとかP.T.っぽくならないのか、という不安は杞憂だった。これは「バイオハザード」です。

いわゆる「バイオっぽさ」については言葉にしづらいんだけど、なんでもない道を進むのも怖くて、走ることはおろかビクビクしゃがみ移動してしまった。そして何より「ドアを開くのが怖い」というのはバイオ初体験を思い出した。セーブポイントでほっこりするのも、猛烈にバイオですねー。この感じ懐かしい。

そして、慣れてくると大抵の敵はスルーできるようになったり、案外弾薬が余ってきたり、結局最後の方は豊富な武器を使って巨大なボスを撃ちまくったり、そういう感じも非常にバイオっぽいです。

 

あとビックリポイントとかもあんまなかった。どうなんでしょ。ビックリよりゾクゾクを重視したということなのか。他のゲームや映画並のビックリ演出をしちゃうと、VRでパニック起こす人が出てくる心配とかなのかも。

ビックリ系に喜んだ体験ってあんまないので、そこに頼ってないのは、個人的には好みです。唯一ビックリしたのは、最近買ったBluetoothイヤフォンから「バッテリーが少なくなってます」というアナウンスが流れてきたときカナー。

どうあれ、バイオは新作出す度に「こういうことがやりたいんだな」というのが伝わってきて楽しいです。

主な感想はそんな感じ。以下は雑談です。

 

ストーリーについて

まず主人公イーサンは何者なのか、という謎はかなり良い。

序盤で保安官補佐から「あんたのほうが怪しいよ」って言われるのは、何か明かされてない設定がある気がしている。失踪事件が起こった現場付近で、あんな窓ガラス割れまくりの廃屋に明かりが点いてるって時点でヤバイのに、「ガレージこいや」ってなるのはかなり呑気だ。

一応バイオ世界的にはB.O.W.が世界的に広がってるわけで、保安官補佐だってそれを前提に動くのでは。連続失踪事件が起きていて、そこに派遣されるのが一人ってのもどうなんだ。

あと、一応その時点ではガレージは塞がってるわけで、イーサンが「ガレージ無理っす」と言わないのも変。気が動転していたとしか思えない。イーサンが一般人設定だとしたら、守られるべき対象ではないのか。

ここで一人称視点が活きてくる。要は、顔面に何らかの異常をきたしていて、それが保安官補佐からは怪しまれたのではないか。

まあ少なくとも、顔に得体の知れない食べ物のカスとかついてるだろうし、直前に口をナイフで切られてるわけだし、左腕は縫い付けられているし、その異常が何かの特殊能力と関連付けられているかどうかはわからない。

 

------------------------

あと、ミアとゾイを選ばせるところ。

ゾイへの思い入れが少なすぎるのでは、と思う。容姿が見えるのはその直前だし、それまでも電話で指示を一方的にしてくるだけだ。正直ゾイを信用して良いのかもわからない。

一方のミアはイーサンの嫁であり、ここには彼女を探しにきたわけで、そんなミアとゾイのどちらを選べと言われたら、ほぼミアを選ぶよね、と思う。「俺を半殺しにしやがって!」とかはあるかもしれないが、それって「ミアを助けたくない」だけで「ゾイを助けたい」わけではないからなあ。

あと直前のボスに血清を使わない方法があったのでは、と思うし、その判断が誤りだったとしても、もうちょっと話し合おうよ……。「血清が一つしかない……」「どうしよう……」からの無言で注射はひどくないすか。せめて、一秒も無駄にできないような急かされている状況にするとかにしてほしかった。

 

その他

あとは細かいとこだけど、嫌がって悲鳴をあげる(見た目)10歳の少女を無理やり押さえつけて注射、というのは、なんていうかこう、穏やかじゃないですね……。いやあ、私は別にいいんですよ。あと医療とかの緊急時では現実にあることですから、何もおかしくないんですよ。ただまあ、そういうのを異様に好きな人とか、逆に異様に嫌悪して不安になって攻撃する人とかいるわけで、なんというかまあ、うん。自分は別にいいんですよ。

 

システムの話だと、冒頭のロゴを全部スキップできるのは非常に良い。ロードもすこぶる早いし。コンティニュー時のロード画面、たいてい3秒以内に終わってると思う。PC版の話で、コンシューマでどうかはわかんないです。

あとクリア特典の武器が強制っぽいのはどうなのかしら。縛りたい人は勝手に縛ってくれ、という感じか。

それと、オプション項目なのが豊富でありがたい。

 

終わりに

そんなわけで、そうとう楽しい感じです。

トロコンするくらいには遊ぶと思う。基本的に収集要素にはあんまり惹かれないんだけど、まだマグナム使ったことないのは良くない。

特に実績を意識せず2周遊んで、37個中26個解除できているので、そんなに大変じゃないと思う。まあ回復3回は苦戦しそうか。

ただ、完全に風邪をひいてしまったので、基本的に安静にしてます。まあ熱も下がって、寝るのに飽きてカジュアルクリアしたわけですが。あ、安静だし……。

今から寝ます。