サイバーマンデーなのでオススメSteamゲーム6本

サイバーマンデーやらブラックフライデーやらで、海外のサイトでセールしてます。

オータムセールはSteamで行われる大規模セールの一つですが、もっと大きなホリデーセールが年末に行われます。新しくセールになったり、今のセール価格より安くなったりします(たまに逆もある)ので、「すぐやりたい!」ってタイトルだけでいいのかもしれません。

 

そんなわけで(?)、以下オススメのゲームです。

 

Shadow Tactics: Blades of the Shogun

2240円(50%OFF) 公式日本語吹替あり

 

見下ろし型ステルスアクション。

特徴としては、高難易度マップを、特殊能力持ちの味方に指示をだすことによって打開していく点。

茂みの中から音を出して敵2人を引き寄せるA、その敵2人を背後から同時にブスリといくB、そのBを見張る見張りを殺るC、その見張りを見張るはずの見張りの注意を引いているD。そんな作戦を実行し、敵を一掃できる。

 

エリア全体を調査した結果「無理!」という感想を何度も抱くわけだけど、作戦を立てて、その無理をチームで協力して突破していく。

もちろん、「本当に無理!」という状況もあるため、作戦を変えたり、諦めて別方向から攻めたりする必要があるから、模索の後の達成は脳汁でる。

Steamのコミュニティに華麗なチームワーク暗殺動画が投稿されてるけど、やってみないと良さがわからないかもしれない。

 

 

The Sexy Brutale

990円(50%OFF) 公式日本語あり

 

謎を解き明かすアドベンチャー

良さはハッキリしている。「ストーリー」と「音楽」。

メインストーリーの華麗な伏線回収はもちろん、探索して情報を集めて考察することも非常に楽しい。日本語訳のひどさに眼をつぶってプレイする価値がある。

公式PVの音楽を聞いて首が自然に動いてしまった人は買って損ないです。

 

 

Home is where one starts...

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50円(83%OFF) 有志日本語化可能(レビュー欄参照)

 

お散歩ゲー。

50円で買えて、30分でクリアして、「いいね!」って思えて、そのままアンインストールできる手軽さ。

移動速度が遅くてだるい、みたいなことを思うかもしれませんが、まあ30分ですし我慢してやってみてはいかがでしょうか。

 

 

The Evil Within

550円(75%OFF) [DLCバンドル版1120円(60%OFF)] 日本語化可能

 

「2」が高評価な上、3990円(50%OFF)と大変お安くなっておりますが、これを機会に「1」も遊び直してほしい。

まず、PC版が発売された当初、日本語訳についてゴタゴタがあり、それについての低評価が多い。それについては妥当だと思うが、ゲームへの評価でないことは留意してほしい。

また、CS版での処理落ちやロードの長さについて、PC版だと圧倒的に快適になっている(ロード時間が長くないとは言ってない)。このロードの長さですら魅力の一つに感じてしまうのは、信者的目線だろうか。

そしてストーリーの酷さ。これは確かにひどい。低評価なのも仕方ない。でも「そこそこいい」程度のストーリーがプレイする理由になるわけでもないから、諦めてほしい。

そして即死トラップが多いとか、敵が強すぎることについて。これは黒幕解除、低難易度追加などのアップデートで遊びやすくなり、「初代バイオハザード」を発売当初プレイした人はこれぐらいの感触だったであろう、程度になった。「そういうゲームだ」と認識した上でプレイすれば、それは不快感ではなくやりごたえにつながる。

上の動画みたいなキレッキレのビジュアルや演出、武器の特性を把握した上でのリソース管理、とっさの判断スキルなど、既に挙げた部分を把握した上で遊べば、非常に面白いゲームだ。ぜひプレイしてほしい(できればDLCも一緒に!)。

 

 

 

Maxpayne3

693円(65%OFF) 公式日本語あり

 

三人称視点シューティング。「GTAシリーズ」などで知られるRockstarGames製作。

発売当時は「フォトリアル」や「映画的表現」という言葉がゲーム界隈で飛び交っていて、Maxpayne3を遊んだ時は「これもう映画だ」という感想だった。TPSゲームとしての面白さや、社会批判とも言える要素(アメリカが他国に乗り込んでぶち壊す的な)も含め、様々な要素がハイレベルで「Rockstarはすごいなあ」と思わせてくれるタイトルだ。

しかしそういった要素は、発売から5年も経つと、さすがに風化してくる。新作はやはり面白いし、プレイヤーの求めるものだって時代によって変わってくる。

 

それでもMaxpayne3をオススメするのは、ゲーム体験が良質だからだ。

痛み止めとアルコールを乱用しつつ何百人何千人と殺し合い、その結果なにを得たいのか。得るつもりなのか。……得るものがあるのか。自分がもうなんのために戦っているのかわからないまま、100m先の敵の頭を撃ち抜き続ける。

序盤こそヒーローっぽいアクションを楽しめるが、物語が進んで主人公マックスに感情移入していった中盤の、とあるショッキングなシーン以降は「自分は何やってるんだ……今殺してる人たちは死ぬ必要ないんじゃないか……」と心のやりどころに困る。困りながら、この高難易度殺人ゲームをプレイし続けていくわけだ。

個人的に鬱ゲーとはこういうものだと思う。

 

 

Gal*Gun: Double Peace

796円(80%OFF) 日本語あり

 

エロ萌えアニメテイスト(タイムクライシス的な意味の方の)レールシューター。

一人称シューターではあるけど、銃で人を殺すのではなく、目線で女子を落とす。女子はパンツが見えたり服が透けたりする。打つと「いやんっ」みたいな声をあげ、特定条件下ではダブルピースしながら昇天する。

 

これだけ書くと、ただの萌えエロバカゲーに思えるが、それは一面に過ぎない。

まず、登場キャラクターは80人くらいいて、それぞれ「頭・胸・腰・脚」のどこかが弱点になっている。そして、その弱点でトドメを刺すことによってコンボがつながり、高得点を出せるのである。ただクリアするだけならトリガーハッピーでいればいいのだが、弱点以外で倒してしまうと高得点は狙えない。

そこで重要なのが、キャラクターを認識できるようになることだ。「この金髪ロリかわいいな」、「アニタベルマンちゃんかわいいな」、「アニタベルマンちゃんは腰が弱点だな」と覚えていく。これを80人分。「双子は弱点も同じか」「教師陣はたいてい腰が弱点な気がするな~~」とか思いながらプレイする自分の間抜けさに笑えてくる。

いわゆるFPSのエイムスキルよりも、登場人物に愛着を持って、一人ひとり覚えていくことが大事。このあたりの一風変わった上達を感じるのが、とても楽しい。

 

 

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そんなわけで、オススメな6本でした。

定番どころは外してまして、あとはSteam外で買えるタイトルもいいのあるので色々見てみると良いです。「Recore」「Overwatch」「アマガミ」など。

私もいろいろ処理したんですけど、「SniperElite4」が良すぎて時間を奪われてます。日本語ほしいなあ。

充実してる(ゲーム的な意味で)

エスカとロジーのアトリエ」たのしいです。

時間としてはそんなに。PSVitaは寝る前に遊ぶことが多いんだけど、最近は寝付きが良くてすぐ眠たくなってしまう。

いま3つ目の課題を終わらせた自由時間。

 

とりあえず、キャラクターのモデリングが異様にレベル高い。

あとはロード早いとか、エスカの声優さんの声がすごいとか。アーランド編以降、2作目の主人公の声がすごい。好き嫌いは置いといて。村川梨衣さんはアルバムでしか知らないからビックリした。

気に入らないのは、課題締め切り当日にオフィスに報告しないと移動すらできないところ。ちょっと階段降りたら依頼達成できるのに……。5個くらいダメにしてる。おーん。

今のところストーリーの骨子みたいなものがぼんやりしてる感はあるけど、これからも楽しめそう。

 

 

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そういや書いてなかったけど、PSVitaロウきゅーぶ! ないしょのシャッターチャンス」を7月に買ってました。

 

すごく退屈なので、もうやめます。

自分がロウきゅーぶ!が好きなのは、ストーリーなんだなとわかった。そしてキャラの魅力を認識するためのエピソードが知りたいからゲームまで手を出したわけだけど、特になにもなかった。

周回まわして全エンディング見たいんだけど、ゲーム部分が非常につらい。バスケが退屈すぎる。自分がゴールを決めて相手がゴール前まで攻めてくるまで棒立ちするゲーム。時間経過のためにパスを回すゲーム。やりたくない……。

 

それとは別に、声優・小倉唯さんのすごさがわかった。

ゲームは文章を読みながら声を聴けるので、ひなたちゃんのひらがな多めのスクリプトに対して「こういう演技をするのかー」というのがわかってとても良い。

アニメ「てーきゅう」のトマリンもそうとう良くて、画や文字を読み解いて演技に翻訳するのがうまい。キャラを記号で捉えるのではなく、まさに「キャラクターに魂を入れる」という役割をこなしていると感じる。だからこそ、アニメ「氷菓」での駒としてのキャラとかはあってないように思えた。かわいいことに意味がないと厳しいというか。

あと真帆の声がアニメと違う気がするんだけど、たぶんスクリプトの時点で違うからしょうがない。アニメはだいぶマイルドになってるのねー。

 

とまぁ、ゲームの不満点より声の話のほうが多くなってることからもわかるとおり、楽しめなかったです。ファンアイテムだなこれは。慧心学園メンバーのファンのための。私は蒼山サグファンだったらしい。

 

 

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あと「Overwatch」楽しいので、新シーズンはランクマッチやろうと思ってて、頑張って認定マッチ10試合こなしたら飽きちゃいました。

どうあれ遊ぶと楽しいですし、ワールドカップの動画を見たら遊びたくなるはずなので、そのうち再開すると思う。

ランクは2520でした。まあふつうかしら。

 

あと、自分はかなりハイセンシであることがわかりました。要は、マウスを少し動かしただけで、ゲーム内の照準が大きく変わるような設定だということ。

ほとんど手首先しか動かしてないけど、プロゲーマーでも大きなマウスパッド全体を使って操作しているようで。

エイムが重要なキャラだと、デスマッチすれば最下位だし、タイマン5戦勝負で一度も勝てないという悲惨な感じだったのは、このハイセンシが原因なのかもしれなかった。

そんなわけで一般的な感度に設定して、練習場で振り向く練習したり、botを撃ったりして、いざデスマッチに挑んだら、安定の最下位でした。エイムがあまりいらないキャラだとたいてい上位にいるので、本当にひどいんだと思う。

とりあえず主なヒーラー4人の中で2番目にエイムが必要なゼニヤッタを練習したい所存。ファラを落としたい。

 

あと地味にPS4版が無料期間なので遊んでるんだけど、人減ったねえ……。マッチングに時間がかかる。あと無料期間なのにレベル一桁の人とあんま会わないのは、もう、そういうことなんだろうか……。

 

 

 

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 あとは「TheEvilWithin2」遊んでるけど、ほんと書くことない。

やってて楽しいし、高難易度はやりごたえとても良いのだけど、書きたくなるようなことがない。書くとしたら攻略日記みたいなやつだが、ががががが。うーむ。

 

 

あとPS4版「Diablo3」の全部入りを買いました。

以前遊んでいた「GrimDawn」は、レベルごとに得られるポイントを使ってどのスキルを取得するか選べたけど、この「Diablo3」はレベルごとにアンロックされるスキルが決まっている形式なので、やや固定されてる印象がある。

レベルをカンストさせてから本番みたいなことを聞いたけど、確かに序盤だと「操作に慣れる」「アンロックされるスキルをとりあえず使ってみる」みたいなのを一歩ずつガイドに沿って遊ばされてる感じ。いろいろ数字が伏せられてるんだけど、クリア後に明かされるんだろうか。

ペルソナ5」の外出られるようになるまでの、6時間チュートリアルみたいに感じている。

 

 

あとは「OpusMagnum」ってパズルゲームもやってる。

問題を解くのも楽しいけど、さらなる効率化を目指すのが楽しめるのが特徴。

全問クリアすればランキングとか見られるっぽいんだけど、できれば一問解くごとに見たいかなー、って思って検索してみると、そりゃあもう芸術的な”作品”が鑑賞できてしまい、なんだか目指す方向がわからなくなってしまった。マニアはすごいのう。

なんていうか、ネットから隔絶して「俺の作った最高に効率のいいシステム」を求めたほうが楽しそう。どんな分野でも言えるが。

 

 

とまあ、そんな感じです。

おそらく時間的には最後に少しずつ書いた3作品がほとんどを占めている。気持ち的には充実している。ゲームは楽しいなあ。

このままだと12月21日の「リディ&スールのアトリエ」発売までに黄昏シリーズコンプリートできなさそう。でも、このまま好きに遊んでる感じでいいやとも思う。

「アーシャのアトリエ」クリア後の感想文

アーシャのアトリエplus」クリアしました。

 

終わってみれば、いいゲームだった。

ゲーム体験は大きく分けて2つある。「このゲームを遊べてよかった!」と衝撃を受けるようなポイントがあるものと、そういうものはないけど遊んでて楽しくて、愛着がわくものだ。

アーシャのアトリエは圧倒的に後者だった。

「勝利」ではなく「幸せ」。「最強」ではなく「無敵」。と言う感じ(何言ってるかわからん)。

 

最初はあまり気に入ってなかったけど、いつの間にか好きになっていた。

アーシャやレジナの声にも慣れていけばかわいらしく感じるし、ウィルベルやメリエッタさんはとても魅力的だし、ユーリスさんはイケメンだ。リンカやマリオン、ナナカもよかった。みんなだいすきだ。

黄昏の世界観も非常にいい。Vitaだけど、景色がきれいだと思った。

あと、音楽がいい。本当にいい。

トトリの「RedZone」やソフィーの「雲雀東風」のような、一度聞いて「めちゃくちゃいい!」と目立つ曲はないけど、ゲームを遊んだあとこそ引き立つ感じは、まさにBGMという感じで最高。私はソフィーのサントラをよく聴くんだけど、これからはアーシャも聴くことになりそう。

それと、イベントスチールに関してはアーシャのほうがとても良い。

私はイラストレータとしては岸田メル氏やNOCO氏ゆーげん氏のほうが好みだけど、ゲーム内で現れたときにテンション上がるのは、左氏のイラストだ。

 

 

あまり他作品を腐して褒めるべきではないが、「フィリスのアトリエ」が足りないものを色々持っていたと思う。

話もコンパクトにまとまっていつつ、キャラやキャラ同士の関係性を深めるのに役立っている。キャラの掘り下げ自体はどちらも同じくらいかもしれないが、人間関係の描写は圧倒的だ。

あと、最近だと「BLUE REFLECTION」でもあったけど、話が進むごとにモブキャラも時間を経て変化していくのがとても良い。私はこういうの好きなんだな。ゲーム世界を感じられる。

フィリスは一度依頼やイベントを達成するとそれで終了、というのが多すぎた。本当のモブキャラだけならまだしも、名前とビジュアルとざっくりとしたキャラ設定だけわかってそれ以降何もない、というのがダメというか、ガッカリしてしまう。

 

一方で、採取と調合の楽しさはフィリスが強い。

素材の品質や特性が固定なのは、簡略化された分それだけ手応えがないし、「攻略サイトを見てその答えに従う」が一番ラクになってしまっている。

結局、採取を怠っていなければ、最強装備を作るにあたってひたすら工房にこもるだけでいいので、やってて飽きる。特性や品質でソートして、自分で考えること皆無なのが悲しい。

広い世界を探索して回る楽しみを味わえるのはフィリスの特徴だからっていうのもあるけど、それにしたってアーシャはこのあたりが退屈だった。

 

 

そんなわけで、全体的に良かったです。

仮に「アトリエシリーズはどれからやったらいいかわからない」みたいな人がいたとして、その人が心惹かれそうなものをやるのが前提として、「ソフィーのアトリエ」がオススメだと思っている。

けど、この「アーシャのアトリエ」も相当良い。ストーリーやBGMといったわかりやすい要素が良質なので、かなりとっつきやすいのではないか。

これから黄昏三部作を遊ぶ予定なので、非常に楽しみである。