「DieYoung」と「Dishonored2」を遊んでます

年末からずっと続いていた大変な感じが、ひと段落した感じ。なんとか軟着陸できたのでは。まだ大変なのでがんばる。オア~~。

最近は「DieYoung」と「Dishonored2」を遊んでいる。

 

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「DieYoung」は6月6日に配信開始された早期アクセスゲーです。まだアルファ版。

ジャンルとしてはサバイバルFPSに当てはまるんでしょうけど、今のところウォーキングシミュレータといった方が適切な感じがする。

 

トーリーは、セレブの女がわけもわからないままに地中海の島らしきところで一人遭難する、というもの。

Farcry3あたりと似てますが、人と出会わないし、銃も手に入らない。武器がないと、ネズミにボコボコにされる。

 

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一度目の人生は、水飲み場で水分補給していたら、ネズミに襲われ、慌てて落下死。

二度目の人生は、草むらを歩いていたら蛇に足を噛まれて毒に侵されつつ、犬に襲われてQTEをうまくこなしたけど死亡。

三度目の人生は、初めて人間に出会ったが、半裸で仮面をして両手斧を携えていたので、ヤバそうに思い、草むらでコソコソしていたら蛇に噛まれ、最終的に落下死。

四度目の人生は、ふつうに足を滑らせて落下死。

五度目の人生は、クライミングの途中でジャンブしたら、取っ手を掴み損ねて落下死。

 

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そんな感じです。

要は、敵に出会ったら逃げるが吉なので、基本戦闘はない。パルクールは華麗なアクションをするというより、落ち着いてクロスヘアが変わるのを確かめた方が間違いがない。

クイックセーブできるようになって、飛びつけるところをもう少しわかりやすくして、難しめなアクション(走りジャンプして空中で方向転換して取っ手をつかむようなやつ)をなくして、素手でもネズミ退治くらいできるようにして……といった改善をすれば遊びやすくなるだろう……。

けど、それだと今感じているこのゲーム最大の魅力がなくなってしまうので、これからどうなるかわからない。

 

 

このゲームの最大の魅力は、異世界で何をしていいかわからない孤独感だ。

知らない世界に突然ひとりぼっちにさせられてしまった。頼れる人も物も知識もない。

頼れるのは自分だけ。かといって、趣味のクライミングのおかげで井戸からは脱出できたけど、サバイバル能力も戦闘スキルもない。靴すら履いてない。

脱出して元の生活に戻りたい。一緒に来た友人たちに会いたい。しかし今ここがどこなのか、何をすべきなのかわからない。少しうろつくと野犬や蛇に襲われる。

 

これは「TheElderScrolls3: Morrowind」を初めて遊んだ時の衝撃に近い。

TESシリーズといえば4作目「Oblivion」5作目「Skyrim」が有名だけど、少なくとも導入部分において、3作目「Morrowind」とは明らかに違う。「目の前で皇帝が殺される」「処刑寸前にドラゴンに襲われる」といったドラマティックなシーンがなく、単に「近くの街に行ってこの手紙を届けてくれと言われる」だけだ。

その上、ImperialやNordという白人が多い作品と比べて、Morrowind地方はdunmer(ダークエルフ)が多いため、チュートリアルを終えて初めて出会う村の人が、青銅色の肌を持つダークエルフというのは衝撃的だった。

おまけに、出会う人みんなが自分のことを「Outlander(よそ者)」と呼んでくるので、「わけもわからない異世界に自分一人やってきてしまった」感がたまらない。

 

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犬くらい優しくしてよ!、と言いたくなる絶望感。この4匹の犬すべてが自分を食い殺そうと息を荒くしている(後ろでもう1匹暴れてます)。

しかし、それこそがたまらなく、どうしようもない魅力につながっていると感じる。

 

ただ、これ終わるのかな……。アルファ版だからエンディングまでできてません、みたいなことになってたら少し困るなあ。

ウォーキングシミュレータだと思っているので、どこからも情報仕入れたくなくて悩む。

 

 

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あと「Dishonored2」。

細かいところがアップグレードされてますが、だいたい前作と一緒です。

 

適当に思ったポイントを並べる。

・前作もそこそこ遊んだから慣れてしまっただけかもしれないけど、前作で感じた「少し前の自分が気づいていなかったルートに気づく」ということの快楽が薄い。

・不殺プレイしようと思ってたんだけど、いつのまにか数人殺してしまったことになってる。ローカオスだし、重要人物は不殺でいけてるので、まぁ満足。今回もお偉いさんを炭鉱送りにできるぞ。

・無意識に縛りプレイをしていて、明らかに強いスキルがあるのに取得してない。敵が4,5人密集してるとこにルーンがあったりするんだけど、あれってノーキルノーアラートだとかなり厳しいだろうなあ。

・PC版を遊んでいるんだけど、スペック不足によりGeForceExperienceの最高設定で遊べないっぽい。i5-6500、16GB、GTX1060の6GB、SSDという構成だけども、たぶん「そこそこ」レベルの設定になってると思う。十分きれいだし、処理落ちとかもない。ロードが少し長めかな、とは思うけど、不自由はしてないです。

 

というわけで、目新しいことは特にないけど、ふつうに面白いです。「前作とほぼ同じなんだから、そりゃあ楽しいよね」という意味では微妙なのかもしれない。

いまミッション7の途中なんだけど、ストーリーの感じだとミッション20近くありそう。

エミリーとコルヴォがいて、ローカオスとハイカオスがあるわけで、それだとすごいボリュームなんだけど、果たして。前作が二転三転したからといって、今作はそうでもないとすれば、もうすぐ女王を倒して終わる。それなら前作と同じくらいで、やりこむにはちょうどいい感じ。

 

 

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主に遊んだのはその2つでした。

Xboxストアのセールで「Recore」と「SunsetOverdrive」を買いました。

これでXboxOneで遊びたいタイトルをすべて所有していることになるわけだけど、遊ぶのはいつになるのカナー。1000時間くらいほしい。

 

あとGOGのサマーセールでいろいろ買った。

以前から気になっていた「Phantasmagoria」を購入。ただ遊ぶかはわからない。英語のリスニング必須なのと、キツめのスプラッタ表現があるらしいので。どこかの国が輸入禁止したレベルだそうで。2017年にわざわざ1995年のゲームを。

あと「Ultima7」に再挑戦しようとして、2分で挫折した。やはりあの言い回しとフォントが本当に厳しい。

そういやValveがMOD有料化に対してまだやる気だみたいな記事をどこかで読んだ気がするんだけど、日本語化MODもその範疇に含まれるなら全然ウェルカムなんだけどなぁ。まあいろいろあったらしいので、経過を見守る。

 

アプリ「ソフィーdeアラーム」をつい買ってしまった。スマフォアプリで、ゲーム「ソフィーのアトリエ」の主人公ソフィーが起こしてくれる。

こういう感じのやつ買うの初めてなんだけど、正直楽しみ方がわからない。きょうび催眠音声とかASMRとかある中で、特に想像をかき立てるように工夫されてるわけでもなく、キャラの声が聴けるだけってのは、なんていうかその、こういうの買うタイプのファンの方々は、これで満足しているのだろうか。ファンアイテムなんてそんなものなのかもしれないが。

ゲーム内と言い方が微妙に違うし、仮に同じ音声だとしても、ゲームの視覚効果なしだと感じ方も違うのでは。これはソフィーちゃんじゃない、と勝手に判断してしまった。

あとアラーム機能がさすがにしょぼい。寝過ごしました(自分が悪い)。宅配便のお兄さんごめんなさい。ソフィーちゃんが「やっと起きたぁ!」「あはは、よく寝られた?」と笑ってくれてたっぽいのですが、そのセリフを聞いた記憶がない。

まぁ自分が門外漢ってことだろうなぁ。よく考えたらアプリひとつ720円って時点で、「わかってる人向け」なんだろう。

音声ファイルだけ抽出して、他のアラームで使えたらナ~~。うーぬー。

Steamで「Perception」を買いました

 

5月30日発売の「Perception」を買いました。とりあえず第1章を終えたところまで。

 一言感想は「盲目設定が生かされてない」です。

 

日本では現在、Steamから買えます。GOGでも買えますが少し高い。Steamは2199円、GOGは22.99ドル。

store.steampowered.com

 

どんなゲームか

盲目の女性が屋敷を探索する、一人称視点アドベンチャー。あえてホラーとは言わない。

目が見えないのに一人称視点。ではどう世界を把握するのか、となりますが、主人公のCassieは音による空気の振動を利用します。自身の足音や、所持している杖で地面などを叩いて、どこに物や壁などの障害物があるのかを知ることができる。

要は、コウモリとかイルカのやるやつです。反響定位というらしい。だから自分が静止していると、画面は真っ暗です。

 

日本語ありです。下の画像から、大体の質は把握していただけると。

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主人公Cassieが「カッシー」と訳されてます。Steamのストアページだと「キャシー」なのに……まああっちは有志翻訳か。発音はもちろん「キャシー」。

フォントにもこだわってもらえると嬉しいですが、そんな贅沢いいませぬ。

 

好きなところ「効果音がよい」

自身の足音もそうですが、なにより素晴らしいのが、杖でどこかを叩いた時の音。

叩く対象がなんなのかわかってないから、木の床を「ボンボン」と叩いていたら、「カンッ!」と金属の机を叩いてしまい、ビックリする。

全体的によいです。これからのギミック次第では、突き抜けた評価につながりそう。

あと、叩いても音がしない机があったんだけど、これはバグ報告したほうがいいやつなんだろうか……。

 

嫌いなところ「走れる」

盲目の人が廃屋を走るって、ちょっと考えにくいです。

パラリンピックとかで、盲目のランナーは整備されたコートを走るのでも伴奏者が必要みたいですし、目が見える人でも不慣れな廃屋の中を走るのは、かなり厳しいです。

そこはゲームだから、というとらえ方もできます。ウォーキングシミュレータの評価で「走れないから、移動がだるかった」という意見はよく目にします。

 

でも、それなら壁に手をついたり、何かにぶつかったら動きが止まったりよろめいたりしてほしい。たしか「バイオハザード7」がそうで、かなり主人公がその場に存在してる感があって、臨場感があった。障害物を取り除くような時も、移動させている動作が一切描写されないのは、少し寂しい。(Capcomの超ビッグタイトルと、kickstarter発のインディーゲーを比べるのは不毛なんだけども)。

だから今のところ、こういう「音で世界を把握する」というコンセプトをやりたいがために、盲目の設定にしただけとしか感じられていない。もう少しいいギミックがあればいいのだが。 

 

なんとも言えないところ「ホラーゲームといっていいのだろうか」

視界不良の廃屋を探索することは怖い。幽霊は怖い。

でも、それは現実の話で、ゲームというかフィクションの世界でそれに頼ってしまってはいけないと思う。

 

口裂け女を例に挙げる。

「夜道を歩いていると、マスクした美女に話しかけられる」という話があるから、夜道を歩くのが怖くなる。

「わたし、きれい?」と聞かれたときにどの答えがベストなのか悩み、いざ聞かれたときを想像して不安になる。

「べっこう飴があれば逃げられる」があるから、べっこう飴を持っていないことが恐怖になる。

 

要は、恐怖の対象について、ある程度の情報と論理が必要なわけです。人知を超えた予測不能な力で問答無用に殺されるだけなら、もう受け入れるしかない。

「そうそう、これはゲーム。現実じゃないし、死んでも少し前のチェックポイントからやり直し。よくわかんねえけど、次はなんとかなるでしょ」

そうした冷めた視線にならないように、きちんと登場人物がその世界に存在していて、物語が進むための道具ではなく、いろいろ考えて行動していると感じていなければならない。

 

今のところ、Perceptionはこの辺がかなり薄い。

主人公がどういう人物なのか、動機や過去や考え方がよくわからない。幽霊はどういう意図で主人公を襲うのか、その廃屋はなんなのか、何が行われたのか。

元々ゲームで怖がることってあまりないせいもあるけど、怖くないです。不意に幽霊と出会ったとしても、拍子抜けしてしまった。チェックポイントが近くて助かった、程度の感想。

怖い素材を投入するだけでなく、それを料理してこそのホラー作品といえると思うので、今のところウォーキングシミュレータです。「廃屋で幽霊」ってだけで怖く感じる人もいるだろうけども、ちょっとねー。

そして、盲目設定なら「BeyondEyes」のほうが生かせているし、世界をどう把握するかという部分なら「TheUnfinishedSwan」のほうが新体験な感じがした。

 

まとめ「第1章終えただけでこんな文章書いている時点で……」

一応最後まで遊ぼう、と思いつつ遊んでたんだけど、プレイするより日記を書くことを優先している時点で、自分があまりいい印象を抱いていないと言える。

コンセプトは最高だと思う。ただ、その通りの作品だったとしても、好きになれないものだってたくさんある。

こういう書き方は好きじゃないけど、これで2000円は高い。一瞬でも重厚な体験があればゲームとしては良作だと思うし、Perceptionがそうでないとは言えないんだけど、そこまでの牽引力を感じられなかった。

逆にフルプライスのゲームくらいバジェットかけられてたら、もっとよかったのかもなあ、という愚考をしてしまう。

 

まぁなんていうか、ゲームのコンセプトって、割と思いつくわけですよ。「疲労度が最重要なマルチFPS」とか、「身体障碍者が主人公の群像劇TPS」とか。

だから「主人公が盲目の一人称視点ホラー」も大勢の人が思いついているはずで、それを形にできたのはすごいと思う。ということで自分を納得させる。

Paladinsたのしい

最近はいろいろとアレでして、ストーリーを読み解いたり、キャラクターを愛でたりするゲームは遊べなくなってました。日記も全然書いてなかった。うーぬー。

 

アクションが難しいとか、戦略を考えないといけないとかより、キャラに感情移入するようなもののほうが体力を使ってしまう。

年を取ったからだろうか。

開発者の思惑をキャッチアップするのが得意になった一方で、知識や経験とゲームで起こることと関連付けが強くなってる。

 

というわけで、主に遊んだのは「Paladins」と「Sanctum」です。

 

 

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「Paladins」は、無料マルチFPS。いわゆるMOBAというやつです。

 

いまはとりあえず、キャラの特性を覚えるのが楽しい。最初から使えるタンクが盾持ちのフェルナンドだけっていうのが良くないと思うけど、それ以外は使いやすい人が揃っている。盾構えても後ろに誰もいないのは、寂しいでござる。

あと、キャラの見た目がキャッチーなのもとてもいい。SkyeやKinessaは初期メンバーだからわかるけど、YingやEvieの使用者が多いのは、強いからってだけじゃないと思う。

個人的には「Battleborn」がこのあたりにきてくれたら嬉しかったのにな、と富に思う。

楽しさを感じるところまでが早くてよろしい。わけのわからないうちにやられてる、とかもあんまりないし、いい感じ。

 

 

ただ、ルールやセオリーすらろくにわかってない人がとても多い。

ペイロード押さないとか、ヒール量ゼロのサポートとか、生活音たれながしのボイスチャットとか。無料ゲーではよくあることだったりするのだろうか。

あと、サポートキャラでダメージ量上位とかは割りとある。だからこそ気楽に遊べているんだけども。そのあたりを当然知っていて、キャラの特性や対策、アンチも知っていることが前提になると、しんどくなると思う。

 

ただ、「あっ、ちゃんとやらないとダメなやつだ」という試合もそこそこあるので、一応そこには期待できる。

リザルト画面で、大抵の人と比べて数倍のダメージ量の人がいたりする。キルカメラでも上手いのがわかる。能力差がありすぎるという意味では悪マッチングだけど、ちゃんとそういう人がどちらのチームにもいたりするから、割りとちゃんとしている。

Overwatch」よりかは楽しく遊べることのほうが多いけど、そこはなんていうか、捨てゲーする人の差かもしれない。

 

 

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「Sanctum」は2011年発売のFPS+タワーディフェンス

難易度Normalで全マップクリアして、最高難易度Insaneでがんばっている。いくつかクリアした。

 

攻略記事を書きたくなった程度には熱中できた。Normalくらいならセオリーを守りつつ頑張れば大丈夫だけど、Insaneは1つのウェーブごとにじっくり考える必要がある。先のウェーブに備えてリソース管理しなければならない。

「大体これくらいあれば今回はしのげるだろうから、2ウェーブ先に備えて対空を強化したい」みたいなことが、なんとなくわかってくる。どうしようもないなら別の武器、タワーを試して、新たな戦略を立てる。

 

よいです。

飽きるまで遊べた、と書くと普通のことだけど、かなり好印象のまま辞められた感じ。

ちなみにSanctum2も買ったんだけど、別ゲーすぎてほとんどやってません。つまんないわけじゃないと思うので、気が向いたら。

 

 

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あとはPS4版「ダークソウル2」でトロコン目指したり、「Dishonored」をハイカオスで遊んだり。

 

そしてSteamでいろいろなゲームを買ったりした。

「2Dark」と「Heart's Medicine -Time to Heal-」はSteamで開発して、あとはBundleStarの「Best of Indie Legends Bundle」と「Deviant Bundle」の1ドル枠をアクティベートした。

少しずつ遊んで、いろいろ書きたいことはあるけど、とりあえず「2Dark」は「Alone in the Dark」より遊びにくかったというのと、「Heart's Medicine -Time to Heal-」は開始1分から動く救急車の中で救急隊員にハサミを投げつけてて面白かった。

 

まあだらだらと。